CFD取引のはじめ方

4.CFD取引で買いから入る場合

CFD取引では、よく売りから入る場合が大きく取り上げられ、また大きな利益が得られるというメリットが強調されています。しかし、CFD取引も他の投資と同様に、買いから入ることが基本です。
先ず、CFDを購入し買った時点よりも高く売却することで利益を確保します。当然ながら、高く買って安く売れば損失が生じます。
ただ、商品先物や日経225等の投資商品やこれを対象とするCFD商品は、強制決済が行われるいわゆる限月期間がありますが、これ以外の通常のCFDは、そのポジションを持ち続け、現物株式同様に、安値の間いわゆる「塩漬け」にしておくことが可能なので、必ずしも高く買って安く売らなければならないとは限りません。これも1つのリスク回避になります。

通常、買いからの取引は、市場や商品市況が上昇傾向にあると判断するときにとる投資手法と言えます。レバレッジが効くCFD取引では、少し価格や指数が上昇しただけで大きな利益を生むことになり、これがCFD取引の最大の魅力となっています。
ただ、これは裏を返せば、レバレッジが効いた分、損失もそのレバレッジ分被ることを意味します。これが、CFD取引を買いから入る場合に最も注意しなければいけない点と言えます。

また、CFD取引では、レバレッジが取引対象商品ごとに決められ、FX取引のように自分の意思でレバレッジ倍率を決めることができません。好むとこのまざるに関わらず、自分が選定したCFD取引を行う際には、既に決められているレバレッジ倍数で取引を行う必要があります。このため、安全を第一に考えても、自分の思い通りのリスク回避がなされない場合も生じます。そこで、CDF取引を始める前に、そのCFD商品についてある程度市場の動きや世界情勢等も考慮して、勝算をもって、取引を始める必要が有ります。
買いからのCFD取引は、小資金で開始することができ、しかも比較的リスクの少ない取引手法と言えますが、以上のようにCFD取引は、レバレッジを効かせた取引なので、常にこのリスクを念頭おいて取引を進める必要があります。