CFD取引のはじめ方

13.先物連動型CFD

CFD取引には、いわゆる先物商品に連動しているCFD商品があります。これらは、「限月CFD」とか「株価指数先物CFD」と呼ばれています。これらの取引の仕組みを十分に理解しなければ、先物連動型のCFD取引は控えるべきでしょう。先ず先物取引の基本的仕組みを理解してください。

先物取引とは、ある商品(金や大豆、石油等)の価格を現時点で決定し、この価格で将来のある特定された日に取引することを約束する取引で、将来のその商品価格が値上がりするか、または値下がりするか予測して行う取り引きです。
ある先物商品に目を付け、この価格が将来に上がると予測して、現時点で買い建てを行い、ある一定期間内の特定日にこの商品価格が予想通り上昇していれば、以前買うと約束した価格と現在の価格の差額が利益になり差益を得ることになります。
これとは反対に、その商品が将来値下がりするとの予測を立て、今度は売り建てを行って、それもまた予測が的中して将来の特定日にその商品が下落すれば、この場合もその差益分の利益が生じます。つまり、先物取引でも、売りからでも買いからでも利益を得ることは可能です。
先物取引の特徴は、先物取引の決済日が決められていることです。株式投資のようないわゆる塩漬けはできません。必ず転売や買戻しを決済月の取引最終日=限月(げんげつ)までに行い、決済しなければなりません。この場合の決済方法は、FXやCFDで行われている差金決済方式です。先物取引でも、証拠金を差し入れ、CFD取引やFX取引と同様に、レバレッジ効果を利用して少額の資金で大きな取引に参加することが可能です。

商品先物市場で取り扱われる商品には、金・プラチナ・原油・とうもろこし・大豆・小麦等の商品があり、株式先物では、日経225先物、債権では、アメリカ国債があります。これらの先物市場があるおかげで、商品価格の著しい変化を抑えているのです。

以上のような商品や株式、債権等の先物に連動したCFD商品も多く開発されているので、どんな商品かを十分理解して取引に参加すれば、十分利益は見込めると言えます。ただ、先物連動型CFDには、各商品の決済期限である限月があるので、その限月には必ず決済する必要があるので注意してください。