CFD取引のはじめ方

19.指定決済と任意決済

CFD取引の決済注文の方法は、指定決済任意決済と呼ばれる2つの方法があります。
このうち指定決済とは、自分のたてたポジションの内、どのポジションを決済するのかを指定して決済する方法です。
具体的に言うと、例えば、7月11日と8月1日、8月12日の3回買いを入れたとします。このうち8月1日に建てた買いポジションを指定して決済するものです。
また、任意決済とは、決済を行う際に、自分で建てた複数のポジションの内、どのポジションを決済するのかを指定せず、任意に決済する決済方法です。

この任意決済に用いられるルールが、「FIF0(ファースト・イン・ファースト・アウト)」と呼ばれるルールです。
具体的には、同一銘柄若しくは同一限月のCFDの売買決済の際に、保有ポジションと反対の注文を行うと約定日時の古いポジションから順に決済されます。時系列的に早い、つまり、約定日時の古いものから決済するルールと言えます。だだこの際、反対売買決済した売買の数量が未決済のポジションより多い場合は、未決済のポジション全部が決済されることになり、その上、残りの数量については新規ポジションとして新しく建てられることになるので、この点に十分注意することが必要です。 また、いわゆる「両建て」取引では、このFIFOのルールが商品によっては使えないこともあるので、この点もCFD取引開始の際に、CFD取引業者に十分説明を受けておいてください。

取引画面には、自分が行った取引の日付けや金額、CFD取引の単位である枚数、更に買いか売りか表示がなされ、古い順から決済されていきます。実際の取引では、ポジションの決済がとても重要なので、この点も具体的にCFD取引業が提供するデモ画面でシミュレーションを積んで、取引本番に臨むと良いでしょう。

CFD取引はこのように理解しなければならない取引知識が多いと言えますが、この点がCFD取引の利点とも言えます。少し時間はかかるかもしれませんが、CFD取引の基本を理解すれば、他の投資に比べ比較的大きな投資効果が得られる可能性があります。