CFD取引のはじめ方

24.市場分析

これらの要因のうち、先行きの値動きを予想して市場がどんな風に動くかを分析するものが、市場分析と呼ばれる投資分析方法です。
この市場分析には、大きく言って2つの側面があり、その1つは、世界各国の金融市場の動きです。実体経済や各国の金融政策等から、将来、投資マネーがどのような流れを示すのかを予測し、実際のお金の流れに先んじて投資利益を上げようとするものです。
そしてもう一つが、自動車、金融、鉄鋼といった個別業種や個別産業全体を俯瞰したトレンドの分析です。

CFD取引をはじめとする資産運用では、自分の投資先である業種・業界の情報をいち早く入手して投資に結び付けることも重要ですが、更に、これらの業種や業界と密接に関連する業種・業界についても関心を持つ必要があります。このように幅広い観点から投資環境を見て行けば、投資リスクのヘッジ(回避)にもつながります。

CFD取引は、株価指数から世界中の非常に多くのコモディティ(商品)を対象にする投資であり、商品CFDや株価指数先物CFDでは、決済日のある限月CFDとなっています。そこで、これらのCFDを扱うには、世界経済や金融市場の状況、国や地域の社会動向等の把握が必要になります。

市場分析で先ず重要なのは、金融政策です。この情報を得るためには、経済新聞や経済ニュースを逐一チェックすることも重要ですが、その金融政策に至った真の要因を自分なりに分析してみてください。この観点で経済ニュース等を見ていると、何らかの視点が現れてくると思います。具体的には、1.金利政策の把握、2.各国の金利動向チェックとその要因、3.為替の動きの3点を確実に把握してください。
例えば、1.では、金融緩和は、市場に多くお金が供給されるので、株価も上昇トレンドだろうとか、3.の為替動向は、特に日本のような輸出立国では、非常に重要な問題なので、目が離せない市場要因と言えます。